霧島くらしーWaがままてくてくー

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膳棚 2009年12月20日日曜日

 膳棚へ行った かなり前からさつま町の”かみさん”とこの日(20日)に行く約束をしていた。

膳棚は冬、多数の氷柱がかさなって凍結し、そのため幾層かの白い棚ができたようにみえる岩壁で、厳冬期、霧島の特異な景観のひとつである。
しかし、そこへのルートは 明瞭でなくかつやや困難なので現在もあまり一般化していない。

その場所は、
国土地理院の地形図で大幡池の南に1296mの小さいピーク(このピークを"大幡前山"と呼ぶ人もある)があり、大幡池南の稜線上1308mの地点とこのピークを結ぶ尾根線の鞍部は東側がスパッと切れ落ちている。この急崖がそうである。
この崖には絶えず水がしみ出ているのだろう下は急な沢を派生し先は大幡沢につながっている。
冬季霧島連山の高所が冠雪して山が凍結するころ、しみ出た水も凍って多数のツララ群をつくり崖が白く見える。
これが”膳棚”とよばれている。

今日の山行には偶然にいくつかの良いことがかさなった。
その1
二日前の18日今冬一番の寒気が日本列島に南下してきた。霧島連山も初冠雪、高所はかなりの積雪をした。よって、きょうは典型的な膳棚の景観に出会える幸運に恵まれた。
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その2
登山口で準備しているとまるで、ちょうど約束してあったかのように一台の車が現れ降りて来られた二人が、これまでにもなんどかご一緒した鹿屋のTさんご夫婦なので おもわずびっくり、そして嬉しくなった。
4人に増え心強い。しかも、Tさんは以前にも来たことがあるので先導していただき安心だった。

小林市夷守台から林道に入り大幡池へ登る自然林コース登山口から古ノ宇都温泉跡に向かい大きな沢の手前から沢を左に見て高度を上げてゆき、膳棚が見えるところに達し、そこから沢に降りて雪と氷の急な沢をつめ膳棚の下に出た。
登るにつれだんだん雪は深く膳棚の真下の急沢は分厚いアイスバーン状態になっていたのでルート選択にかなり難渋した。
歩行ルートは下図で、かみさんが携帯したGPSから作成したものを提供してもらいました。
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大幡池に出て自然林コースを下りたが大幡池付近の雪はかなり深く脛まですっぽりはまりこむほどもあった。
雪歩きが出来たこと、見事な膳棚に会えたこと、そして4人の山行は心強く今日は幾重にも幸運にめぐまれたほんとうに良い山行に心満たされた。
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Commented by 326 at 2009-12-26 06:12 x
いいですね~
この冬是非ご案内頂きたいなぁ~と・・・
その前にもっと寒くなってもらわないといけませんね。
Commented by wac89 at 2009-12-27 01:01 x
他にも行きたいとおっしゃっている方もあり、私も再度行ってみたく思っています。 326さん達とご一緒できたらいっそう嬉しいですね。そして、何よりも心強いです。
そのときは連絡します。都合がうまく行くように幸運を願って・・・。
Commented by 326 at 2009-12-30 07:43 x
ありがとうございます。
都合が合うといいですね。楽しみにしています。
今年もMLW山行に何度もご同行頂き、ありがとうございました。
来年もご案内させて頂きますので、宜しくお願い致します。
良いお年をお迎えくださいませ。
by wac89 | 2009-12-21 23:46 | 山歩き | Comments(3)